PCメンテナンス知識 4
次は光学メディアの規格についてです。
まず光学メディアとは、光の反射によって情報を読み書きする情報媒体のことで、CDやDVD、ブルーレイディスクのことです。
光学メディアは、取り扱いの便利さ、大量生産の容易さが評価され幅広く普及しています。
読み込み専用の光学メディア(ROM)や、一度だけ書き込み可能な光学メディア(R)、読み書き可能な光学メディア(RAM)などがあります。
ROMはアーティストのCDや映画のDVDなど書き込みのできないもののことです。Rは長期にわたり変更が起きない情報の保存に向きます。RAMはRの書き込む前の試し書きや、データの短期間保存に向きます。
データが保存されている光学メディアを廃棄する際はディスクシュレッダーにかけたり、専門の業者に依頼するなど、データを流出させないような処分方法が必要です。
次は無線LANについてです。
LANとは「Local Area Network」つまり「同一の敷地またはや建物内等に構築されたネットワーク」です。
インターネットはルーターに接続され、ルーターを中心に各端末をLANで結びます。ルーターは各端末とインターネットの中継役を果たし、外部からの不正なアクセスを遮断する役割も持っています。
そして、このルータに接続するものを、有線から電波でやりとりする無線通信にしたものが無線LANです。
今はみんな当然のように使ってますね、便利(*^ω^*)
次はディスプレイ端子についてです。
これは、パソコンとディスプレイをつなぐための規格のことです。
「映像、音声、USB信号」を送信することができます。
代表的なものとして、
D-Subミニ15(VGA)
と、
DVIなどがあります。
D-Subミニ15、別名「VGA」は、コンピュータの映像をディスプレイに送信するための、アナログ信号でやり取りをするディスプレイ端子です。
DVIは、さらにDVI-IとDVI-Dにわかれます。
DVI-D
DVI-I
DVI-Iはデジタル+アナログ、両方の信号でやりとりします。変換アダプタをつけることで、VGAのディスプレイ(アナログディスプレイ)とデジタルディスプレイ両方に接続することができます。
DVI-Dはデジタル信号のみで、変換してVGAディスプレイにも接続するということはできません。
アナログ信号に比べ、デジタル信号だと表示する色が増えるごとに送信するデータ量が増えるため、現在ではVGAが主流に使われています。